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[過去の記事]日本対マレーシア、パスが繋がる

※注意
公開するのを忘れていた記事を、再発掘。
2011年9月22日に書かれた文章。
「人が動くよりも、ボールを動かした方が速い」
この言葉を聞いたことがある人は多いと思う。
「ドリブルよりもパスを選択するべきだ」と理解しているような人が多い気がする。
この「人よりもボールの方が速い」という言葉、私は少し違う気がする。

「早い」を「速い」に修正。

日本代表の試合を見ていて、確かにパスを繋げた方が、ボールが色々な場所に自由に動いている。
ボールは速い。これは正しい。
ここで問題なのが、ただ速いだけではダメだということ。
サッカーでは、何でも速ければいい気もするが、仮に動きが遅かったとしても全く問題ない。

「早い」を「速い」に修正。

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早くないと困るのは判断だろう。
新幹線が開通し、今までの生活と変わったという人がいる。
昔、少し離れた場所に出かけるときも一日では帰りの便が無くて、1泊出来た。 それが、今では日帰りになって余計に忙しくなった。

速いことというのは、素晴らしい面もある。素晴らしい面というのは、悪い面でもある。
サッカーの試合中、パスをする。
ボールは速く動く。
ボールが速く動きすぎて、味方が追いつかない。
味方が動く時間が作れない。

「早い」を「速い」に修正。

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ゴール前、全力で走っていってシュートを狙うのもいい。
全力で走ると、シュートを撃つ時間が短くなってしまう。
算数の授業で習った人が多いと思う距離と時間と速さの関係。

距離=時間×速さ

距離は同じだ。
ゴールまでは同じ距離。
速さが大きくなればなるほど、時間が短くなる。

そう、全力で走れば走るほど、シュートを撃つチャンス、ドリブルで交わすタイミングを掴むのが難しくなる。
海外の選手が、「日本のサッカーは速い」というのは、美術館で走りながら絵を観賞するという意味なのかもしれない。

「早い」を「速い」に修正。

ワンタッチでパスが繋がるのは綺麗だ。
だけど、速すぎるパス回しは、相手が反応してくれる前に次にいってしまう。

「早い」を「速い」に修正。

---------------- ここまで ----------------

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カテゴリ スポーツ(サッカー等)

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